【書籍】天才たちの日課・クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

先日行われたフルートレボリューションの打ち上げの際、プロデューサーの多久さんが、作曲するアイディアを絞り出すときにどういった行動をとるか、という話になった。なんと多久さんは、お風呂で頭まで浸かり、息を止めて限界ギリギリまで我慢するという。そして意識を失う瀬戸際になるとアイディアがひらめくことがあって、すぐに傍らに置いておいた五線譜に書き留めるという。天才と呼ばれる人たちであってもアイディアに行き詰まることがあり、それを常人には計り知れない強靭な意思で限界まで自らを追い詰め、乗り越えようとする。それを垣間見ることは凡人の僕には恐ろしくもあり、またとても惹かれてしまう。

この本は歴史に名を残してきた天才たちが、日々どのような生活習慣をこなして来たかを書き綴った本。機械の様に毎日正確なルーチンをこなす者もいれば、1日数時間しか創作活動をせず後は散歩や娯楽に時間を費やす者、朝方人間や夜型人間、あー、それ分かる!と共感したり、自分には決して真似できない、したくもない習慣が赤裸々に記されている。

これらの天才たちに大体共通しているのは、散歩や娯楽に多くの時間を割いていること。アイディアやひらめきはむしろその時間に生み出されることが多く、机に向かうのはそれを書き留める作業でしかないということ。そして、「死」という概念が直接的にしろ間接的にしろ、身近に感じているということ。一人ひとりについての記述は1、2ページ程度で、空いた時間にさっくりと読めるので、一気に読まず数日に分けて気分転換として読んでみるのもいいかもしれない。トイレに置いておくと捗るかも!?

関連記事

ページ上部へ戻る