クヴァンツ/フルート奏法試論 バロック音楽演奏の原理

クヴァンツは18世紀プロイセンを代表する作曲家。1728年、プロイセン皇太子フリードリヒのフルートの音楽教師師となり、1741年、彼がプロイセン国王として即位してフリードリヒ2世(フリードリヒ大王)となると、王室音楽家兼作曲家として活躍する。『フルート奏法試論』は、単にフルート奏法を超えて、他の楽器においてもバロック音楽の音楽様式や演奏習慣を今日に伝える貴重な著書と
なっている。
フルートを習う者はもちろん、演奏家としての心得、先生としての心得まで言及し、現代の音楽家にも通ずる大切な教えが綴られている。相当なボリュームがあり、かなり読み応えがあるが、フルートを通じて音楽を深く学ぶ者にとっては、一読の価値はある。

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